空手と私の成長~その10
続きです。その10になっちゃいました。長くなったな…。
秋の新人戦の結果を受けて、次の関東選抜大会そして春の全国選抜大会へ向けての練習が始まります。
組手の部はWくんのみの出場なので、全体的には【形の部】重視の練習体系になってきます。
この競技は反復練習あるのみなので、何度繰り返したかわかりません。たぶん、一生忘れることができないと思います。
秋から冬の時期にまさに『辛抱』という言葉がピッタリではないでしょうか。
年が明けて二月、いよいよ関東選抜大会がやってきました。その7でも書きましたが、この大会は南北ブロック予選を勝ち抜きさえすれば全国切符が得られます。
それには去年同様通過でき、個人の部でも私とWくんは通過できました。
そして、ブロック予選が終わると統一の決勝戦です。
気合が入ります。
そしてなんと団体形の部では見事、優勝できました。去年、先輩たちと成しえなかった、強豪S学園に勝っての優勝です。
このときばかりは嬉しかったです。
さらに個人の部でも見事にWくんが優勝しました。
女子の部でも入賞し、全国切符を得ることができました。
次の月にある全国選抜大会へ向けて更に集中した練習が始まりました。
このままのペースで行けば、全国優勝も現実味を帯びてきます。
そんなときに事件は起こってしまいました。
つづく。。