石の加工は道具の進化と共に変わってきました。
はじめは石で石を割って割肌面を仕上げ面として積み上げ、利用してきました。
その後、鉄の出現により鉄器でのノミ切りができるようになり、より大きな面積を平面として利用できるようになりました。
また、鉄を加工した道具で、コタタキ仕上げを施し滑らかな平面を作り出せるようになりました。
そしてその面を砥石で磨きより滑らかな仕上げ面を作れるようになり、明治頃には墓石に利用されるほど広まりました。
さらに工業用ダイヤモンドの開発と普及により昭和40年頃にダイヤモンド研磨で艶を出し、光を反射するほどの仕上面を作れるようになり今日に至っております。