奈津の蔵
この年末年始で借りた漫画を読みました。
二作品借りましたが、まずその一つ目が「奈津の蔵」です。
テレビドラマになった「夏子の酒」のおばあちゃんのお話です。 全てが真実かどうかはわかりませんがかつての戦前から戦中、戦後の日本の姿が酒蔵を通して描かれています。
読み始めた当初はあまり画が好きなタイプでなかったのですが、二宮金治郎バリに子供を背負って寝かせながら読んでいくうちに止まらなくなりました。
涙が滲んでくるほど感動しました。
何年か前に倉渕町の牧野酒造の社長の講話を聞く機会がありそれとダブりました。
酒樽の発展と共に日本酒の製造が爆発的に発展したという話と、作中に出てくるタガヤさんの話や酒税の話など興味深く読めました。
お薦めです。