空手と私の成長
ご存じない方もいるかと思いますが、私は空手家なのです。「全然そう見えないね。」と言う方もいると思いますが・・・。
なぜ、そんな話題なのかというと運動不足を感じ再開熱が高まってきたからです。
私が空手を始めたのは幼稚園の年長組のときでした。6歳の10月からです。母親が何かやらせようと見学に連れ出しました。
最初は剣道を見ました。
激しい乱打と響き渡る竹刀の音に圧倒され「痛そうだから、イヤ。」と子供の浅知恵で辞退。
曜日を換えて同じ場所で空手を見学しました。後で知りましたが剣道のお稽古がない日に間借りしていたそうです。
皆で並んで、同じ動きをして易しそうだったので入門を決めました。半分以上は母親のプレッシャーだった気もしますが…。
そんな具合に始まった私の空手人生です。
幼稚園や小学校低学年のころは私が5月生まれということもあり、同級生の中でも割と器用に物事を覚え、こなしていました。
町の大会なんかでも入賞したりして、放課後の保育園みたいな感じで遊びの延長でした。上級生や大人の人たちの中でヌクヌクと楽しんでいたのです。
でも、寒い時期になると裸足になるのが嫌で嫌で仕方なかったです。それから、ドリフとかひょうきん族とか北斗の拳、キャプテン翼などの今になれば尚感じる名作テレビ番組の数々をほとんど観られなかったことも悔やまれます。
小学校の高学年になってくると大会に勝ちたいとか、早く昇級・昇段したいとか思うようになってきました。この頃は学校の勉強も割とスムーズに出来、クラスでも目立つタイプだったので人に負けることが嫌でした。駆けっこは遅かったです。球技はそれなりにこなしていました。
そうやって私の小学校時代は過ぎていきました。