石割り

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昨日、「セリ矢」で石を割った写真を載せましたが少し掘り下げます。

裏庭にあった自然石を撤去したいというご依頼です。
現場の条件に拠りますが、大きなクレーンを使って吊り上げる方法と小割りにして運び出す方法があります。

今回は電線や道路付けなども考慮して小割りにする方法を選びました。

元の台石

セリ矢作業1

こちらが元の自然石を利用した台石です。屋敷稲荷を御祭りしていたそうです。スコップと比べて大きさが伝わりますでしょうか?

縦横それぞれ1m近くあり、深さも90cmくらいは埋まっている予想が立ちます。

セリ矢作業1

セリ矢作業1

いくつかの面をセリ矢で割っていった後の様子です。丸い石なので思うように割れてくれませんでした。

セリ矢作業2

セリ矢作業3

手前の面にセリ矢を入れた跡が見えます。ハンマードリルでセリ矢より少し大きな孔を15cm程度の間隔で堀り、セリ矢を差し込み、ハンマーで少しずつ叩いていくと掘った穴の通りに割れていくという仕組みです。

セリ矢作業3

セリ矢作業3

矢のライン通りに割れたヒビが入っています。気長に少しずつ叩くのがコツです。力を入れすぎてもなかなか割れません。気長に、気長に。。

お墓の石の仕事のほかにもこういったご依頼もお引き受けしております。

「先代は石とか庭が好きで凝っていたんだけどね~。」とか、「駐車場にスペースを確保したいんだけど、この石が。。。」といったようなお言葉も聞かれます。

石についてのご相談はいつでも承りますのでお気軽にお声掛けください。お電話はもちろん、サイト内のお問い合わせフォームやSNSのメッセージでも受け付けております。