初、松屋
妻の入院中3日ほど私も病院に泊まりました。一日目はお酒を飲んで帰って、かなり怒られました。
ですので、次の日はleafママにスーパーでお寿司を買ってきてもらいました。(でも、予防策なのかleafがママに電話で頼んでくれたのですが。。)
三日目は駅前をプラプラして、お酒無しで食べられそうなお店を探しました。
日曜の夜と時間帯もあってか、なかなかイイ感じのお店が見つかりませんでした。
そんな中ふと、目に留まったのは牛めしの『松屋』です。
吉野家とすき家は入ったことがありますが、松屋は初めてです。
緊張を隠しつつも入店。
食券を買うシステムのようです。
パパッと見渡して、ハッシュドビーフライス味噌汁付きと生野菜サラダの券を購入して適当な場所に腰掛けました。
すぐにお茶を出してもらえ、そのまま食券を渡しました。
すると、程なくハッシュドビーフライスと味噌汁と生野菜が出されました。そして、傍らには〈生卵〉???
「これ、ここに掛けるんですか?」と店員さんに質問してみました。
わりと年配の店員さんも口ごもる様子。。
なぜだ???
はたして、私は世の中の流れに乗れないカントリーボーイの称号をいつの間にか手に入れてしまっていたのだろうか?
と一瞬困りました。
すると、奥から若そうなバイトの店員さんが出てきて、こう言いました。
「お客様、もしかして間違われて食券をお求めになったみたいですね。こちらの食券は生卵つきなので、もしよろしれば生野菜のみのご注文ということにして差額の40円をお返ししますが、いかがいたしますか?」と。
どうやら、わたしは、牛丼に併せるべき券を買ってしまっていたようです。
そして、さらにそのバイトクンはこうも言いました。
「○○さん(年配の店員さん)、コーンの乗ってないサラダ出しちゃダメでしょ。取り替えてくださいね。」と。
ちょっとビビリました。
明らかに年下の彼はその場のキャプテンだったのです。
そして、年配の店員さんはまだ不慣れな新人さんだったのです。
お客さんへの対応と、新人さんへの指導。
かなりの松屋マスターです。
「いろいろあったんだろうなぁ。○○さん。」
そんな事があっても、ハッシュドビーフライス味噌汁付きと生野菜は美味しくお腹に収まりました。
世の中の現実を肌で感じた夕食タイムでした。